212: 指矩(岡山県) []:2010/02/13(土) 20:53:19.34 ID:taQzxbLp
真夏の8月に南フランスの海岸沿いにある小さな町では、観光シーズン真っ盛りだというのに降り続く雨のせいもあって人影はまばらで、町の住民はすべて借金まみれだった。
幸いなことに金持ちのロシア人が一人、町の小さなホテルの正面玄関へ入ってきた。
ロシア人は宿泊を希望し、100ユーロの現金を受付のカウンターにポンと置いて、部屋の鍵を受取り三階にある部屋へ上がって行った。
ホテルの主人は受け取った紙幣を引っ掴むと、納入代金100ユーロが未払いだった肉屋に、急いで向かった。
肉屋は100ユーロを受け取ると、その足で食材の卸売商の所に行って、彼が借金していた100ユーロを支払った。
この卸売商人は、以前農家から買った豚の代金100ユーロが未払いだったので、その農家に走って出かけると、その100ユーロで支払った。
この農夫は今までツケでさせてもらっていた売春婦のセックス代金として、鼻高々でこの100ユーロを渡した。
この売春婦は早速町の小さなホテルに出かけると、売春ををする場所として時間借りしていた部屋の未払い代金として、100ユーロを受付のカウンターに居たホテルの主人に差し出した。
ちょうどこの時、先程の金持ちのロシア人が三階の部屋から降りてきて、ホテルの主人に「あなたが勧めてくれた部屋では満足出来ないので、このホテルに泊まることはやめたよ」と言うと、
カウンターの上に置かれたばかりの100ユーロ紙幣をさっと掴んで、ホテルを去っていった。
この一連の金の動きでお金は元のさやにおさまり、町の住民の誰もが儲けたり、収入を得たりしたわけではないが、
結果として住民の借金はすべて帳消しになり、将来にたいして明るい見通しが立ったということになる。
このやり方で世界金融危機を解決出来るのではないだろうか?
それともこのやり方は、どこか落とし穴を見落としているのだろうか?
真夏の8月に南フランスの海岸沿いにある小さな町では、観光シーズン真っ盛りだというのに降り続く雨のせいもあって人影はまばらで、町の住民はすべて借金まみれだった。
幸いなことに金持ちのロシア人が一人、町の小さなホテルの正面玄関へ入ってきた。
ロシア人は宿泊を希望し、100ユーロの現金を受付のカウンターにポンと置いて、部屋の鍵を受取り三階にある部屋へ上がって行った。
ホテルの主人は受け取った紙幣を引っ掴むと、納入代金100ユーロが未払いだった肉屋に、急いで向かった。
肉屋は100ユーロを受け取ると、その足で食材の卸売商の所に行って、彼が借金していた100ユーロを支払った。
この卸売商人は、以前農家から買った豚の代金100ユーロが未払いだったので、その農家に走って出かけると、その100ユーロで支払った。
この農夫は今までツケでさせてもらっていた売春婦のセックス代金として、鼻高々でこの100ユーロを渡した。
この売春婦は早速町の小さなホテルに出かけると、売春ををする場所として時間借りしていた部屋の未払い代金として、100ユーロを受付のカウンターに居たホテルの主人に差し出した。
ちょうどこの時、先程の金持ちのロシア人が三階の部屋から降りてきて、ホテルの主人に「あなたが勧めてくれた部屋では満足出来ないので、このホテルに泊まることはやめたよ」と言うと、
カウンターの上に置かれたばかりの100ユーロ紙幣をさっと掴んで、ホテルを去っていった。
この一連の金の動きでお金は元のさやにおさまり、町の住民の誰もが儲けたり、収入を得たりしたわけではないが、
結果として住民の借金はすべて帳消しになり、将来にたいして明るい見通しが立ったということになる。
このやり方で世界金融危機を解決出来るのではないだろうか?
それともこのやり方は、どこか落とし穴を見落としているのだろうか?